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宮脇鋼管のチップソー切断について

こんにちは!ブログ作成担当の加藤です。

今回は宮脇鋼管の“チップソー切断”現場をご紹介します。

 

年間400万本以上の加工品注文を頂いておりますが、

その中でも8割以上の製品がこのチップソー(※)による精密切断でのご注文です。

(※チップソー:丸鋸の刃先に超鋼チップを付けたパイプ切断設備で、切断面がキレイに仕上がります)

人によっては寸法切と言われる方もいらっしゃいますが、ミリ(mm)単位の長さでご注文を頂き、

精密切断製品をお客様へお届けしています。

その中で「生産現場」が取り組んでいる“ミス防止”に触れたいと思います。

 

工夫その①: QRコード読み取り機能

製造指示書のデータを設備のプログラムにインプット

手入力でのインプットミスを防ぐために、専用のハンディで製造指示書のQRコードを読み取り、

切断明細の外径・厚み・切断長を自動入力(長さ公差ある場合は公差指定も自動入力)

インプットミスがなくなりました!!

 

工夫その②:品質管理チェックシートの活用

数字の書き写しや、思い込みによる長さミスを防ぐために、計測した長さを製造指示書とは別のチェックシートに記入

 

製造指示書の明細と計測した長さを確認するのではなく、計測した長さを直接チェックシートに記入し、

チェックシートに記入した数値と製造指示の明細を照合、そして合否判定をする取り決めにしています。

 

思い込みによる記入ミスがなくなりました!!

 

工夫その③:自動印字の製品エフ

積載ミスや見落しを防止するため、QRコードから自動印字の「製品エフ」を発行

結束ごとにサイズ・製品長・数量・納期を明示した製品エフを取り付けます。

出荷作業時、積載した結束ごとに製品エフを出荷用ハンディで読み込むため、積み漏れ、

積載ミスがあればすぐに気が付く仕組みになっています。

また、受注内容により部材番号などの記入指示があり、自動印字により記入漏れや記入ミスの防止ができます。

自動印字のためキレイな文字で見やすくなりました!!

 

工夫その④:方面別エフで色分け

積載ミスを防ぐために配送方面別にエフの台紙の色を変更し、ひと目で認識できるようにしています。

エフの色ごとにまとめて製品置場に置くことで出荷作業もスピードUPしました!!

 

これからも、お客様に信頼して頂けるように更なる加工ミスの低減に全力で取り組んで参ります。

【もっと詳しく知りたい方はこちらから】

 

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