こんにちは、
品質管理室の楠本です!
さっそくですが、
一言で「鋼管」と言っても
鋼管の表面(色)には沢山の種類があるのをご存知でしょうか🧐
今回は様々な表面処理を紹介しつつ、
各表面処理に起こりやすい問題をご紹介していきます。
1 黒皮
黒皮(ミルスケール)とは鋼管では一番メジャーな表面で、
熱間圧延で作られた鋼板(熱間圧延鋼板)などの表面を覆っている酸化被膜のことです。
鋼管では通常錆止めの油が塗られている場合が多いです。
2 酸洗
スモールと呼ばれる小径角のパイプなどで多い表面です。
熱間圧延された鋼板を酸洗処理し、冷間圧延された鋼板をロール成形したものになります。
酸洗品は黒皮よりもサビやすく、サビの手入れが大変。
そのため弊社の在庫品は、定期的に塗油をして錆発生防止に努めています。
3 カラー
メーカーの造管ラインで塗装された鋼管です。
赤サビ色とグレーの2種類がありますが、
製造工場によって色が多少違ったりする場合もあるため
取り扱いに注意が必要です。
特にグレーは足跡や汚れが目立つため取り扱いが面倒ですね!
ひとまずpart1はこれくらいにしておいて・・・
part2を近日公開します(o^―^o)
ではでは!