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表面処理の種類と特徴 part 2

ハイよろこんで✋

こんにちは、
品質管理室の楠本です!

ということで……(*^O^)/< part 2

 
 
4 メッキ鋼管

鋼板コイルの段階で溶融亜鉛メッキを施してロール成形、ビード部は溶射にて錆止め処理をしています。
基本的にメッキ鋼管の表面に赤さびが出ることはありませんが、
白サビ(塩基性炭酸亜鉛)は発生することがあります。
その原因は、よく原因として挙げられる水以外にもメーカーロール成形時の潤滑油があります。
さらに、サビ防止剤を施していないと
空気中のわずかな水分さえも原因となり白サビが発生しやすくなります。

 
 
5 ニス付き鋼管

特に丸パイプの大径に多いのですが、
メーカーでロール成形後、屋外に保管し錆対策として表面にニスを塗布することがあります。
ニス付き鋼管にそのまま塗装やメッキ加工をすることはあまりなく、
ショットブラスト加工を行ってニスを除去することが多々あります。

 
 
6 サビ付き鋼管

造管時はサビていないのでしょうが、
前述のように大径の丸・角パイプは置き場所の問題で屋外に保管することがほとんどです。
こちらの写真は実際に当社に入庫したパイプの写真ですが、
大径管となればこのような赤さびだらけの製品が多く見られます。
もちろん当社の在庫品でこんなにも錆があったら大クレーム!
このサイズのパイプだから許容されるサビですね( ゚Д゚)

 

さあ2回に渡ってお届けしてきたこちらの内容ですが、
ちょっと専門的で文字にすると難しいな~
なんて思いながら私自身も書いてきました。

しかし、少しでも「こんな特徴が!」や「なるほど!」と感じて頂けたら嬉しい限りです✨

 
次は何について取り上げようかな🧐

ではまた!

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