鋼管うんちく

建造物における胴縁って? 胴縁のサイズ(寸法)や役割を解説

建造物における胴縁って? 胴縁のサイズ(寸法)や役割を解説

建築物を建てるとき、外壁に設ける「胴縁(どうぶち)」。建築物の耐久性を高めるためにも必要な資材ですが、具体的にどういった目的や役割があるのかご存じですか?

鉄筋はもちろん、木造建築では必ず登場する大切な部材です。
今回の記事では胴縁に焦点を当てて、その役割やサイズなどについて詳しく解説していきます。

胴縁のサイズや役割について1:胴縁って?

胴縁のサイズや役割について1:胴縁って?

「胴縁」という言葉を耳にしたことはありますか? 建築業界に関わっている方にとっては常識的な知識ですが、一般の方はあまり聞きなれない単語かもしれません。

住宅を建てるときは、土台や通し柱、間柱、梁などさまざまな部材が必要となります。
そのなかで、胴縁は外壁の下地部分にあたります。梁や柱の構造部材に、ボードや羽目板などを取り付けるための下地に使われる材料です。
壁材を縦方向に貼り付けるのなら横胴縁、横方向なら縦胴縁と呼びます。

木材ならホームセンターでも手に入るので、DIYをする方は自分で調達することが可能です。
ちなみに木材の場合はKD材とAD材の2種類があります。
AD(エアドライ)材は天然乾燥材であり、原木から製材されて半年から一年の自然に乾燥させたもの。またKD(キルンドライ)材は人の手によって窯に入れられ、2週間から一ヶ月程度の短期間で乾燥させた人工乾燥材です。
伐採後の木材は水分を多く含んでいるため、建物の内部に使用する場合は必ず含水率の低いKD材を選びましょう。

また杉が使われているケースが多く、加工をするにも扱いやすい材質となります。
サイズもミリ単位でいろんな寸法のものが売られているので、サイズに注意しましょう。

胴縁は下地以外にも使用する目的があるので、次に創部地の役割について見ていきましょう。

胴縁のサイズや役割について2:役割は?

胴縁のサイズや役割について2:役割は?

胴縁はいわゆる“外壁の下地材”ですが、さまざまな役割をかねています。
ここでは胴縁が建築物においてどんな役割をしているのかについて、ご紹介いたします。

胴縁の役割1

まず一つ目の役割は、壁の強度を高めることです。
胴縁そのものに強度があるため、胴縁を細かく設けて壁を留めると強い風が吹いても壁が壊れにくくなります。

外壁材は意外と厚みが薄く、柱や梁に留め付けただけでは曲がったりはがれてしまったりする可能性があり、胴縁で留められることで補強となるのです。
ただ、RCのように耐震壁がそのまま外壁の場合は胴縁も何も必要ありません。

胴縁の役割2

建物の施工方法のひとつに通気工法というものがあります。
これは建物の躯体と外壁の間に通気層を設けることによって壁体内の結露や湿気対策をするというもの。
特に木造住宅などでは、室内からの湿気や断熱材の欠損などが原因で壁内結露を起こしやすくなってしまうことがあります。

胴縁はそんな通気工法において壁と外壁の間に空気の通り道を保つ役割も果たしています。
きちんと通気を行っていないと、湿気や結露が原因で木材を腐らせたり、カビが発生したりと建物の耐久性の低下につながってしまいます。

胴縁が規定どおりに施工されていないと通気ができず、通期層自体が湿気の溜まり場となってしまうので、かえって逆効果に。くれぐれも施工不良がないように気を付けなければいけません。

胴縁のサイズや役割について3:サイズ(寸法)

胴縁のサイズや役割について2:サイズ(寸法)

建築で使用する構造部材にはそれぞれ決められたサイズを示す「断面寸法」というものがあります。
DIYなどをする場合はホームセンターなどで木材を購入できますが、事前に材料の寸法を把握しておくことで準備が効率的になり、材料に無駄が出ることもありません。

また、木造と鉄鋼造でそれぞれ胴縁の寸法が異なります。
ここでは最も一般的な断面寸法の一例をご紹介します。

【木造の胴縁の断面寸法例】6分×1寸5分(18㎜×45㎜)

【鉄骨造の胴縁の寸法例(単位:㎜)】C形鋼:100×50×20×2.3以上
角形鋼:100×50×2.3以上

また、宮脇鋼管でも以下のような胴縁を扱うことがあります。

【宮脇鋼管で扱う胴縁の材質・寸法】材質:SS400、STKR400(カラー:グレー)
寸法:2.3x100x100、3.2x100x100、2.3x100x50、3.2x100x50が多い

※使用用途によって必要な強度を計算し、加工に必要な材料を選定します。

胴縁を製造する際は穴位置寸法公差内でないと、以降の接続ができなくなるため注意が必要です。
また最終塗装色や作業性により、下地色あいが異なります。
一般的な寸法を上記でご紹介しましたが、基本的には使用用途によって必要な強度を計算し、加工に必要な材料を選定いたします。

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